第一測範製作所 ゲージ製品nejigauge

第一測範製作所 ゲージ製品

山田マシンツール株式会社は、ねじゲージでトップシェアを誇り、日本のものづくりを支える第一測範製作所の代理店として各種ゲージを販売しております。 標準規格品のゲージのみならず、特注製品の相談や校正のご依頼も賜っておりますのでお気軽にお問合せ下さいませ。

株式会社 第一測範製作所 (https://issoku.jp/)
(カタログデータのダウンロードもあります)

平行ねじ用のゲージ

平行ねじ用のゲージ

ねじゲージを用いて平行ねじの合否判定を行う一般的な方式が限界式です。

製品ねじの合否を判定するために、通り側ゲージと、止り側ゲージで検査し、精度を保証致します。

メートルねじ用ゲージについては、次のとおり2種類に分けられます。現行JISのISO等級ゲージ方式(6g、6H等)と旧JISの1,2,3級ゲージ方式がありますので、ご注文の際にご指定ください。

規格外の特殊なねじの有効径や特殊ピッチなどもお受けしておりますのでお気軽にご相談下さい。

標準ねじゲージ

標準ねじゲージとは、基準山形にきわめて近く作られたねじプラグゲージとねじリングゲージが互いに精密にはまりあう一組からなっています。

限界ゲージの通り側として使われる場合がありますが、検査対象となるねじ製品同士が精密なはめあいを要する場合には、通り用と止り用のねじゲージで判定する限界式をお勧めいたします。

テーパねじ用のゲージ

管用テーパねじゲージR

JIS B 0203に規定された管用テーパねじR(Rc、Rp)の検査に使用するテーパねじゲージです。

管用テーパねじにはPTもありますが、RとPTではゲージが異なります。

管または管継手の端面が、ゲージの切欠きの範囲内にあれば合格です。

アメリカ標準管用テーパねじゲージNPT

ANSI/ASME規格(アメリカ)の管用テーパねじNPTの検査に使用するテーパねじゲージです。(JISの管用テーパねじR又はPTとは、ねじ山数及びねじ山角度が異なるのでご注意下さい)

アメリカ標準管用耐密テーパねじゲージNPTF

NPT同様、ANSI規格(アメリカ)の管用耐密テーパねじNPTFの検査に使用するテーパねじゲージです。テーパねじリングゲージにはL1ゲージ及びL2ゲージ、テーパねじプラグゲージにはL1ゲージ及びL3ゲージがあります。

基本的にL1ゲージではワークの基準径の位置を含めた総合的な検査を行い、L2又はL3ゲージは、L1ゲージでは検査されないレンチ締めの際に必要となるワークねじ部の検査を行います。(ゲージをワークにねじ込む際は、いづれのゲージも手締めとなります。)

L1、L2、L3ゲージのいずれも切欠きは4段となります。詳しい使用方法は、お問い合わせ下さい。

特殊用途のねじゲージ

特殊ねじゲージ

第一測範製作所では上記汎用ねじゲージ以外にも様々な特殊ねじゲージを製作、ご提供しております。
下記は特殊ねじゲージの一例となります。

直角度検査用ねじゲージ

  • ワークのねじと端面の直角度を総合判定するゲージです。
  • ワークにゲージをねじ込んだ際、ワーク端面にゲージ端面が密着すればワークは良品です。

同軸度検査用ねじゲージ

  • ワークのねじと穴または軸に対する同軸度を総合判定するゲージです。
  • 難しい治具などを使用しなくても簡単に同軸度の検査が可能です。
  • ゲージがワークの穴または軸に干渉せずに無理なく挿入されれば製品は良品です。

調整式ねじリングゲージ

ねじ径を調整出来るのが特長です。

利点1
ねじリングゲージが磨耗しても再調整し使用出来ます。
利点2
はめあい点検ゲージに適度のはめあいを得る事が出来ます。
欠点1
強い力や衝撃によりゲージ寸法が変化する可能性があり、定期的な調整を要す。
欠点2
ねじ部の真円度が良くないため、局部的な接触により磨耗しやすい。

長さ/深さ検査用ねじプラグゲージ

製品めねじの深さ(有効長)を判定するゲージは3種類あります。

  1. 切欠き付きねじプラグゲージ
    ゲージのねじ部に切欠を設け、その切欠内にワークの端面があれば合格となります。
  2. 目盛り/溝付きねじプラグゲージ
    ゲージのネック部に目盛または溝を設け、目盛または溝でワークの深さを判定します。
  3. ねじ深さ測定用ゲージハンドル
    標準的なねじゲージのハンドルを交換するだけで汎用性の高い深さ測定ができます。このゲージハンドルには簡易的な目盛りが設けてあり、調整可能な範囲内で任意の深さに設定できます。

カラーリング付きゲージハンドル

ハンドルに色付きのリングを付け、色分けすることで使用する対象、校正時期、管理部署などを明確にします。

プレーンゲージ

穴用限界ゲージ(穴用超硬限界ゲージ)

穴用限界ゲージにはプラグゲージ(栓ゲージ)があります。ワーク穴の内径寸法を通り側ゲージと止り側ゲージで検査し、精度を保証します。

一般的なゲージの材質にはSKS(合金工具鋼)を使用していますが、耐摩耗性の観点からゲージ部に超硬材を使用した超硬プラグゲージ(超硬栓ゲージ)もあります。形状は通常品に準じておりますので、併せてご検討下さい。

軸用限界ゲージ(軸用超硬限界ゲージ)

軸用限界ゲージにはリングゲージと挟みゲージ(はさみゲージ)の2種類のゲージがあります。ワーク軸の外径寸法を通り側ゲージと止り側ゲージで検査し、精度を保証します。

リングゲージ

ゲージ内径部の真円度及び円筒度が保証されています。また比較的小さい寸法のものに多く用いられます。

挟みゲージ

次に該当するような場合に用いられます。

  • 重量の大きなワークの検査
  • リングゲージを使用できない段状になっているワークの検査
  • ワークを加工機に取付けた状態での検査

一般的なゲージの材質にはSKS(合金工具鋼)を使用していますが、耐摩耗性の観点からゲージ部に超硬材を使用した超硬リングゲージ、超硬挟みゲージがあります。形状は通常品に準じておりますので、合わせてご検討下さい。

マスタゲージ(超硬マスタゲージ)

マスタゲージは、比較測定器の寸法を設定するための基準として用いられるゲージです。

空気マイクロメータ用のマスタリングゲージでは厚みを大きくした独自のマスタゲージを製作しております。

一般的なゲージの材質はSKS(合金工具鋼)を使用していますが、耐摩耗性の観点からゲージ部に超硬材を使用した超硬マスタゲージもあります。形状は通常品に準じておりますので、合わせてご検討下さい。

マスタの校正についてもご相談下さいませ。

テーパゲージ

テーパゲージはテーパ製品のテーパ角度及び基準円すい直径(基準径)の検査に用いられます。

一般にテーパプラグゲージとテーパリングゲージは互いに精密にはまりあう一組のゲージとなります。また、テーパゲージに切欠きを設け、基準円すい直径の位置を限界式で判定するゲージも製作致します。

その他特殊ゲージ

第一測範製作所ではその他特殊ゲージとして

  • 板形高さゲージ
  • 板形深さゲージ
  • 内幅ゲージ(キー溝ゲージ)
  • スプラインゲージ

なども製作しております。
治具製作などもありますので、まずはお問合せ下さい。

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