日刊工業新聞に「当社と豊田通商様のタイ合弁会社設立記事」が掲載

2009年2月27日

2月20日付の日刊工業新聞の一面に、当社と豊田通商様のタイ合弁会社設立記事が掲載されました。タイから東南アジア全域・インドをカバーする所存です。
只今4月よりの営業開始に向けて、ローカルスタッフを研修中ですので、現地でお役に立つまでは今少しお待ちください。

■記事詳細■
日刊工業新聞 2009年2月20日(金) 一面

山田マシンツール、豊田通商とタイに合弁
−車部品・機械工具を拡販

  山田マシンツール(東京都台東区、山田雅英社長、03・3834・5041)は、豊田通商などとタイに合弁会社を設立、4月に営業を開始する。山田マシンツール製の刻印機を導入している日系自動車メーカーへの現地メンテナンス体制を築くとともに、豊田通商などの現地販売網を生かし日系進出企業を中心に機械工具を拡販する。

  タイは自動車・機械需要が堅調で、山田マシンツールは初の海外拠点で事業を展開する。昨年11月に設立した合弁会社は、タイ・チョンブリ県にある豊田通商の事務所内に置く。資本金は約900万円。出資比率は山田マシンツールが49%、豊田通商の現地法人が30%、みずほ銀行の現法が21%。現地雇用を含め5人体制で4月に営業を開始する。初年度の売上高は1億円を目指す。

  刻印機はタイに進出するトヨタ自動車やホンダなどの自動車メーカーで使われており、部品の交換や保守は日本から技術者を派遣、対応していた。メンテナンスを現地化しサービス迅速化やコスト削減を進め、日系企業との関係強化を図る。

  工具の販売では現地の販売網を活用する。山田マシンツールは日本と同様にタイでも、切削工具のスワロフスキー・オプティクスやアルコなどと代理店契約しており、今回の販路拡充で事業の拡大に弾みをつける。

  今後はタイを拠点に東南アジア各国やインドへの進出も視野に入れている。山田マシンツールは製造番号などを刻印する装置の製造・販売も手掛ける輸入工具商社。08年10月期の年商は約14億円。
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